











先日水曜の定休日はお祝いをプロデュースし神楽坂に行ってきました。
自分を慕ってくれる若きバーテンダーがフランス料理業界へ転職し、ソムリエとして勤務する神楽坂「LA TOURELLE」さんで食事をして来ました。
予約の時間は18時半でしたが17時に神楽坂で待ち合わせとしました。
フランス料理を食べる前に食前酒を飲みに向かった先はDORASと共通のお客様も多いバー「歯車」さん
歯車の店主濱本王子の作る世界観と、食前に真っ暗でほのかにろうそくが揺れ無音の静粛な空間で頂く食前酒が感性を研ぎ澄まし、五感を鋭くさせるのが目的でした。
「これからラ・トゥーエルさんで食事なので」
の言葉1つからインスピレーションを沸かせてくれた2杯のお酒からストーリーが創られていきます。
昨年のこの時期にDORASに寄ってくれた濱本王子からチョコレートを頂き、少し前となるバレンタインの逆チョコを頂いてました。
昨年その時の会話で
「濱ちゃん、バレンタインで沢山チョコレート頂くでしょ?」
と聞くと
「バレンタインの日は丁度今年は冬休みで休みなんです。休みだしトラック3台位届いたらどうしましょう」
と王子節炸裂でした(笑)
それもあり今年は逆に王子に逆チョコとしてDORASの自家製生チョコをパッケージに入れて持っていき「トラックが届く前に一番乗りで持ってきたよ」と手渡して来ました〜
歯車さんを出て神楽坂を上がりながら気持ちも高まり、食前酒でお腹も空き、また何よりも削ぎ落とされた空間で五感が研ぎ澄まされていました。
ラ・トゥーエルさんに着き素敵な店内でシャンパーニュでお祝いの乾杯となりましたが、歯車ストーリーで味わいにより滑車を掛けて広がってきます。
シャンパーニュがとても美味しいです。
アミューズを食べながらワインリストを見てワインを決めました。
この日はこなれた古酒を飲みたいなと思っていたところリストにある“シャトー・カノン1975”が目に入り即決しました。
シャトー・カノンはフランス・ボルドー/サンテミリオン地区の歴史あるプルミエ・グラン・クリュクラッセBで、パニエに乗ったワインが来ると長年セラーで寝てきた歴史を感じさせるボトルの状態で楽しみとなりました。
その前に料理に合わせてグラスで白ワイン“シャブリ・グラン・クリュ”を飲みながらコースは
“本マグロとボタン海老のタルタル モンブラン仕立て ベルーガキャビアの存在感”
“マナガツオのかる〜いスモーク ミキュイ シンプルなソースクレソニエールで”
“フォアグラとトリュフの贅沢4日間のコンソメスープ”
“スペシャリテ オマール海老と海の幸のミトネ カルヴァドス香るオマールビスク”
“赤ワインとオレンジのグラニテ”
メインは選べてジビエ等もありましたが僕は“前沢産黒毛和牛”を頂き
フロマージュ、デセール、プティフールと続く流れにデザートワインはソーテルヌのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ“シャトー・リューセック1985”、オー・ド・ヴィーはマールの流れでブルゴーニュ地方シャサーニュ・モンラッシェの歴史ある造り手“ローラン・ピヨ”から“マール・ド・ブルゴーニュ1995”へ、締めはエスプレッソで幕が下りました。
とても美味しかったしいいサービスを受けいい時間を過ごすことが出来ました。
自分が携わるのはバー業界でありますが、レストランで受けるサービスはふと違う視点から自らが見えたりいいインスピレーションが沸いたりするので、レストランでいいサービスを受けることでの経験が自己投資になる大切さを身に染みて感じられます。
色々と気を配ってストーリーを創る指揮を採ってくれたソムリエ伊藤氏に感謝です。
お店を出て神楽坂を下りながら食後のストーリーで向かったのは毎週木曜の“カクテルブック制作会”で顔を会わせ1つ1つ突き詰めています「BAR MULU」 さんへ
店主川口さんは寅年の同い年です。
カクテルブック制作会では今年からシェーク編に突入し、昨日は“ソルティー・ドック”の第1回として各々のソルティー・ドックを披露しましたが、川口さんのソルティー・ドックを創る工程や突き詰めた理念はとても面白く刺激にもなりました。
MULUさんでは旧いリキュールにコニャックを頂きながら神楽坂ストーリーが最終幕の幕が下りました。
とても有意義な時間と神楽坂物語を楽しめたお祝い会でした。