ブリュッセル→パリ |
荷造りを終えてパリへ行く為にも治さないとと思い寝ては魘され起き寝ては魘され起き汗をかいていました。
朝起きると少し楽になっていました。
ホッとして7時過ぎにチェックアウトするのに食欲はまだなく朝食でフルーツとヨーグルトだけ食べてホテルからタクシーでブリュッセル南駅に着きました。
ロンドンからブリュッセルへのユーロスターのように荷物とボディーチェックもあると思い少し余裕を持って向かったのですが、パリへ行くタリスは荷物チェック等なく時間が余りました。
寒いので暖房のある待合室に入りましたが、周囲を見るととても薄気味悪い雰囲気が漂っていましたが、間違いなく自分も薄気味悪かったと思います(笑)
8時37分初のパリ北駅行きのタリスで約1時間半でブリュッセルからパリに着きました。
荷物も重く北駅からタクシーで予約していたホテルへ向かいました。
ホテルはオペラ座から1駅のピラミッド駅でした。
近くにヤマト運輸がある場所で帰る前日にお酒を国際宅急便で送るのに近い所を探し、このエリアは高級ホテルが多い中お値打ちなホテルを探すことが出来、実際にもとてもいいホテルでした。
チェックインしてホテルの近くは日本食街なので温かいうどんを食べて少し元気が出てきました。
日曜日にパリへ入った理由の1つに土日午後1時までヴァンヴの骨董市がやっているのがありました。
観光地的な北のクリニャンクールの骨董店と違い地元人が集まるヴァンヴの骨董市は、2年前にもいい出逢いがあったので今回も期待がありました。
地下鉄でピラミッド駅からポルト・ドゥ・ヴァンヴ駅まで乗り継ぎ、ヴァンヴの骨董市に着きました。
12時を回っていたので片付け始めているところも出始めていたので急いで回りました。
アンテナを張り神経を集中させながら回ったのですが体調が万全ではないせいか、いい出逢いがなかなか廻ってきません。
と言うよりグラスはロンドンとブリュッセルでの当たりでのインパクトが強すぎたからかもしれません。
少しでしたが装飾品やシルバー類、皿、灰皿を持ちヴァンブから地下鉄でオペラ駅まで戻り、ガルニエ宮から歩いてホテルへ帰りました。
ホテル近くに日本食品を扱うスーパーがあり、ポカリスウェットやおにぎり、インスタントうどん、フルーツ類を買ってホテルへ帰りました。
その日は日曜日で酒屋も休みでもあり、ここは無理をしないで静養して残り1日にかけようと休むことにしました。
ラスト1日、体調良くなって酒屋廻りをして仕入れたお酒をヤマト運輸で送り、DORASで取り引きあるワイン業者さんからオススメのパリ最先端ビオワインバーを楽しみ、何と言ってもロンドン、ブリュッセルと日程が合わなかったオペラ公演がパリであるのでチケットを買っておいたベッリーニ・オペラ「ノルマ」をシャトレ座で観て旅のクライマックスとしたかったからです。
少しよくなった体調でしたが、咳は相変わらず止まらず苦しく、寒気もまだしていました。
ずっと激しく咳込んでいたので腹筋まで痛くなっていました。
大体1日寝れば熱も下がるのに下がらないのに不安と、焦り、苛立ちも出てきましたが、リンゴとオレンジ、トマトをかじって寝ました。
そして持っていった常備薬はこれで終わりとなりました。
これだけ寝れば必ず良くなるだろうとこの時は思い込んでいました。
そして旅の最終日を楽しみたい気持ちしかありませんでした
(続く…)