2011年ヨーロッパ紀行 vol.6 |
ジャウマ・プリメ駅からライエタナ通りを歩き、王の広場から入り組んだ旧市街にあるカテドラルへ向かいました。
バルセロナの守護聖女サンタ・エウラリアが眠るカテドラルは13〜15世紀にかけて建設され、厳粛なオーラを発し重厚な重みを感じました。
ゴシック建築に興味がありカテドラルに来ましたが、来たもう1つの理由はカテドラルの正面広場で木曜日だけアンティークの骨董市をやっている為でもありました。
そしてこの日は木曜日です。
テント内に集まったお店でインスピレーションが沸いて訴えかけてくるグラスやガラスシェーカー、ハウススコッチを詰めるデキャンターの出逢いがあり購入しました。
骨董市ではアンテナを張っていないと呼び込みが訪れないのですが、例えば1つのグラスを見た時に「このカクテルを注ぎたい」とか「あのお酒を注ぎたい」とかインスピレーションの沸くグラスだけ購入するようにしています。
いくら「このグラスはいいものだ」と提示があっても、自分の中でインスピレーションが沸かなければ購入することはありません。
だからDORASにある1つ1つのグラスにはそれぞれの思いとストーリーが詰まっています。
荷物が増えながらも今日1日しかないバルセロナを満喫気分で焼き付けるような陽射しの中、ライエタナ通りに戻りカタルーニャ音楽堂へ向かい歩き始めました。