2011年ヨーロッパ紀行 vol.22 |
「カサ・ミンゴ」を出て目の前のフロリダ通りを渡ると食品マーケットがあり4人で食材を見て歩きながらフロリダ通りをプリンシペ・ピオ駅の方へ向かって行きました。
この通り沿いに数件あるバルの店頭のウィンドーには食材が置いてあり見れるようになっていたのですが、平橋さんと板長さんが置いてある肉や魚を見ながら、
「置いてある食材の良さを見ればお酒もどのくらいのレベルのものを出すか分かるから」
と色々細かくチェックしていてようやく厳選して決めたバルに入りました。
カサ・ミンゴで食事はもう充分でもう1軒飲んで帰ろうとなりましたが2人の食材を見ながらあ〜だ、こ〜だと言い合っている話が聞いてて面白かったです(笑)
4人でテーブルに座り平橋さんがベルモットを飲むというので一緒にと頼むと、氷の入ったグラスにサーバーからベルモットの赤が注がれレモンスライスが入って出てきました。
サーバーからベルモットが出てくることにビックリしましたが、フレッシュで香りも豊かでお代わりしていた位美味しかったです。
またこういったスタイルに驚いていたのですが、スペインでは普通にあるとのことでまた1つ文化を知ることが出来ました。
また、フランスのシードルともイギリスのサイダーとも違うドラフトのシードラからもスペイン独特の味を感じました。
見ていると生シードラも空気を入れながら注いでました。
アテで出てきたハモン・セラーノやサラミや、茹でたジャガイモにニンニクと塩の効いたマヨネーズを絡めた「パタタス・アリオリ」、スペインオムレツの「トルティーリャ」、チョリソー入りのオレンジ味の丸いパンと、バルでのタパスの魅力も感じることが出来ました。
時計は夜7時をまわり解散となり、気付けば3日間お世話になった平橋さんに明日からフランスへ渡る為別れとなりました。
板長さんにもスペインの飲食文化を色々教えて頂き、とてもいい経験となりました。
別れてプリンシペ・ピオ駅から地下鉄でオペラ駅で降りスーパーへ寄ってホテルへ帰り、窓から強い陽射しが入るベットでうとうと眠りに就いてしまいました。
目が覚めると22時30分を回り、起きて明日早朝のチェックアウトへ向けて
ラストロの骨董市で買ったグラス類25脚をエアーパッキンで梱包を始めました。
24時頃ようやく梱包と荷造りを終えてソル駅に明日の朝の電車の時刻表を見に行き、帰りにバルでビールを1杯飲みながら楽しかったマドリッド3日間を振り返り、同時に明日からのフランスへ向けての期待も高まりました。
お店も閉店となり最後夜のマヨール広場を目に焼き付けホテルに戻り再び眠りに就きました。
楽しかったマドリッド3日間でした。