ラフロイグ20年 For Paris |
先日営業終わり頃、師がわざわざ御来店下さり、旅中の誕生日祝いでとシャンパンを御馳走になりました。
シャンパンのボトルが空き、今回の旅で師に開封したいボトルがある旨を伝え、そのボトルを開封致しました。
今回の旅で初日のロンドン泊から次の日シティーエアポートに向かい、チェックインを済ませ免税店を見ていると目の前にあったボトルは、なんと
「ラフロイグ20年」
でした。
ラフロイグ20年はパリのDuty Free向けに750本限定で造られた高額品ですが、パリ・シャルルドゴールに行かずも、またロンドン・ヒースローにはもう無いボトルがロンドン・シティーエアポートに並んでいた為購入したボトルでした。
美しいラフロイグに時間はいつの間にか流れ、師の定番スタンダードの10年、今回訪れたアイラ・フェスティバルでのカーディスと並び、気付けば小窓から朝日が入り込んできました。
2005年4月、地元花川戸にヨーロッパ文化の『扉』として、その意をゲール語で『DORAS』と名付け、思いを持って開店した当初、開店した1年はお客様が帰られるのが連日朝6時を過ぎる時間となると小窓から朝日が入り込んできていたのを思い出しました。
カウンター中央のメイキングに当たるスポットライトを消すと、その代わりに朝日がスポットライトに変わる神秘的な時間です。
ラフロイグ20年を師と交わしながら、以前一緒に渡ったスコットランド話から今に到る話まで…
今回の旅のテーマであった原点回帰と共にクロスオーバーされました。
そろそろ旅を振り返っていきたいと思います。