“鬼の梱包”も木っ端微塵… |
旅から帰って連日JALとBA間で盥回しとされるバゲージ超過料金問題、通関などの電話等から旅の後処理が続き、営業中が1番ホッとする日々が続いています。
そして昨日悲しい電話がありました…。
電話先は運送会社で日本に届いたお酒が1本割れてるとの知らせでした。
酒販店時代に毎日鍛えた
“鬼の梱包”
で割れるはずがないと信じらなく、届くのを待ち現物を見ましたが…
ボトルを包む筒が横からえぐられ、中は粉々となった姿を直撃しました。。
1リッター瓶が6本詰まった重たい段ボールを投げて横から衝撃が加わったシーンを想像出来ます。
成田にお酒が届き、飛行機から出す時点で割れていたのが確認されたようで、日本の代理会社の方から
「割れた分の代金はお支払致します。」
と言う言葉を聞いても、
そんなお金どうこうの問題でなく、その土地でしか出逢えなかったボトルで返金があっても嬉しくもありません。
アイラ島から本土に戻り北ハイランドの果て、最北端ウィックの町まで北の厳しい海辺沿いの長い道程を疾走し、初めて訪れたプルトニー蒸留所でした。
2本購入したうちの1本のオールド・プルトニーは、1リッター瓶からして33杯分をお客様に素晴らしさと共に伝道することが出来なくなった事が何よりも悲しいことでした。
現地では写真の可愛らしいひょうたんのようなプルトニーの蒸留器も見れて興奮した瞬間でもありました。
そして、割れたボトルを見て旅疲れがドッと出てきました〜(苦)
まだ届かないボトルや旅の後処理で昼間は未だに落ち着きませんが、今日明日の月1連休でクリアになればいいなと思います。