THE WHISKY HOOP |
先月関西にて設立されたウイスキーサークルの「ザ・ウイスキー・フープ(TWH)」に弊店もお話を頂き会員となりました。
全国東西のバーテンダーを中心に100名程度のメンバーのバーで毎月TWHのボトルをご紹介となりますが、東京下町界隈では唯一の参加店となりますので、下町界隈のお客様にも愉しんで頂けたらと思います。
THE WHISKY HOOP(TWH)とは?
以下TWHより概要添付
『現在、私たちが住む日本では色々なウイスキーが次々と販売され、私たちはたくさんのウイスキーに囲まれております。
しかし、どんなウイスキーといえども、未来に向け安定的に、かつ安価に供給されるわけではありません。
誰もがそれを望んでいますが、昨今の世界的なウイスキーブームと、ちょっとした為替の変動や周辺国の景気でさえも、思わぬ価格変動や品薄を起こすことがあります。
また、スコッチウイスキーの比較的若い原種も不足から、長熟ウイスキーも投機目的から価格は跳ね上がり、国産ウイスキーでさえも、世界的なコンペティションの受賞もあり、マスコミで度々取り上げられ、世界的に大きく反響を呼んでいます。
さらに、昨今のITや取引の変容により、特殊な技術やスキルを必要とした輸入や販売者だけでなく、製造や販売に関わる様々な蓄積ノウハウを全く持たない会社や個人がオークションなどの市場に安易に参入し、更には海外のバイヤー達に、投機の目的物として買い漁られております。
そして、消費者も特にインターネットショッピングやオークションなどで、製造者・輸入事業者・販売者の素性を確認(フェイクや偽物)することなく、現在流通しています。
私達=ウイスキー愛好家・BARや飲食店経営者はどうなるか?
誰もがほとんどわからないままであるのが現状です。
私達THE WHISKY HOOPは、
「日本の愛好家が、自分達が飲みたいウイスキーを安価に、そして安定的に入手し、共に享受すること」
を目的にしております。
また、“HOOP”とは、樽を作るための側側をまとめる鉄製のたが(箍)のことであり、ウイスキーの象徴である「樽」をイメージし、日本のウイスキー愛好家=ALL JAPANで知識やネットワークや情報を集約・共有し、一丸となって、長期的にウイスキーに貢献するために一致団結するという願いも込めております。
私供は、広くウイスキー愛好家を対象に、出来うる限り渡英し、高品質なウイスキーのサンプルを入手=ボトリングし、様々なテイストやテクスチャーをご提案するために出来る限りありのまま(可能な限りノン・フィルターを目指します)に、特に価格に見合ったウイスキーを「平等に」、「安定的」に、リーズナブルに日本のウイスキー愛好家の皆様に供給する秘密結社的組織を設けることにより、1本でも多くのウイスキーをウイスキーをこよなく愛する皆様にお届けすることを目的に、THE WHISKY HOOPを設立することに致しました。』
代表の坂本さん、幹事長の徳島さんとも公私でのお付き合いや、また関東関西の主幹事となる、一緒にスコットランドや国内を旅したウイスキー専門店のバーの方々との繋がりも含め、弊店も自らの足で現地を廻り築いた関係のボトルが殆どとなりますが、こうしたウイスキー愛に溢れ、今後を見据えた団体の想いを浅草でもご紹介出来たらと思います。
月に1~2本到着するボトルを会員価格でご紹介出来る形でスタートとなり、数店舗の酒販店で在庫が残った分が一般価格で少量流通となる様です。
それでは今月のご紹介は2種となります。
・ (SIGNATORY) IMPERIAL 1995 19y CASK NO 50163 Hogshead (70cl/53.0%vol)
佳酒揃いの1995年蒸留インペリアル。 ヘーゼルナッツ、ハーブ、ミント。
開封から53度を感じさせない丸み、草木の爽やかな香りはこの梅雨時期にぴったりな1本です。(257本限定)
・ (SIGNATORY) BALMENACH 1988 26y CASK NO 3236 Hogshead (70cl/51.8%vol)
シナモンティーフレーバー、バランス良いミディアムウェイト。
麦本来の甘みが綺麗に上がり、バルメナックらしい厚みと強さは1杯を通して変化とドラマがあり、時間をかけて楽しみたい1本です。 (200本限定)