2011年ヨーロッパ紀行 vol.26 |
オテル・デュ・パレを出て町を散策してみようと通りからグラン・プラージュの海沿いにあるカジノを通り、町をぐるっと廻ることにしました。
マザグラン通りから朝市のあるガンベッタ通りに出て朝市がある市場を通り教会に着きましたが、夜8時となるのに青い空とカラッとした空気が気持ちよく散策を楽しめました。
教会からガンベッタ通りに向かう細い通りにはお店が幾つかあり、角にあるワインバーに寄りました。
お店の外にテーブルとなる樽があり、お店のスタッフに白ワインを頼み表の樽で立ち飲みをすることにしました。
店のカウンターに大きな生ハムが置いてあったので、スタッフに聞くとバイヨンヌの生ハムとのことだったので頂くことにしました。
バイヨンヌの特産と言えば生ハムで現地で食べるのを楽しみにしていました。
生ハムにはバスクの青唐辛子が乗ってきて、香辛料を肉に混ぜて塩をふり乾燥させ熟成するバスクの文化を感じます。
バイヨンヌの生ハムはイタリアの生ハムに近く、香り高く柔らかくこくがありました。
青唐辛子も思ったよりも辛くなく旨みがあり合わせて食べるとより美味しかったです。
スタッフの男性がとても感じよく、バスクのワインを飲みたいと言うとおすすめのバスクの赤ワインがあるとのことで頂きました。
お酒の単語とかお酒の専門用語は英語でなくフランス語で言うようにしていたのですが赤ワインの“ヴァン・ルージュ”の発音が何度言っても通じなく仕方なくレッドワインで通じました(笑)
赤ワインと生ハムを楽しんでいると隣の樽に男性2人組が来ました。
白人ですが顔が赤く焼けていて見るからにサーファーと思ったので、しばらくして話しかけてみることにしました。
やっぱりサーファーで、しかもビアリッツに住んでいるローカルで毎日海に入っていて、今日もダブル近くある波を最高の波だったと楽しんできたようでした。
また、赤ワインをおすすめしてくれたお店のスタッフが友達でよくこのワインバーに来るとのことで、自分の赤ワインのお代わりと2人に僕から赤ワインをご馳走したいとスタッフの男性に伝え乾杯をしました。
旅の前にビアリッツでサーフィンするのに潮の満ち引きでサーフィンが出来る時間と出来ない時間があるのを教えて頂いてましたが、2人のローカルの話では明日は朝10時半と夜7時半がいいと言います。
波は最近いいから楽しいと日本からサーフィンをしに来たのを迎え入れてくれました。
赤ワインを飲み終わり2人とスタッフの男性にお礼を言い握手をしてお店を出ました。
ガンベッタ通りを南に歩き町は殆ど見ることができ、ホテルから南側のコート・ド・バスクの海岸に出ました。
夜9時でも陽射しのある海を見ながら明日のサーフィンが楽しみとなりました。
海岸から上がった通りを岬を回りホテル側へ向かい9時半を回るとようやく暗くなり始めました。
暗くなり始めると一気に暗くなり、ホテルの近くに10時に戻った時には夜となりました。
フランスへ着いてまずムール貝を食べたいと思っていたので、ホテルのフロントでムール貝を近くで食べれるお店を聞いて向かうことにしました。
白ワインにムール貝とフリットを食べて満足して、日付が変わる前に明日へのサーフィンに向けて海岸沿いの風が気持ちいいホテルへ帰り寝ることにしました。