2011年 10月 14日
2011年ヨーロッパ紀行 vol.54 |
「マーテル」の見学を終えてローランさんご家族とコニャックの町を歩きました。
コニャック専門店「コニャテーク」に寄り、ボルドリ地区に行くことが出来なかったので50年物のボルドリを買いました。
ローランさんにシガーショップも案内して頂き、夕食後に燻らそうとローランさんがおすすめするフランス産のシガーをプレゼントして頂けることになりとても楽しみとなりました。
シガーショップを後にしてコニャックの町の中心となる騎馬像があるロータリーに出て、商店が並ぶメイン通りから歩いて駐車場まで戻りました。
車に乗りフーシニャックまで戻る前にコニャックの町から離れた大きな総合のスーパーマーケットに寄ることになりました。
その土地その土地のマーケットに寄るのは、その土地の生活感を知ることが出来るので、スペインやピレネー山奥、フランス入りしてからも寄るようにし、地元の人達に接することが出来たことから見えることも多くありました。
コニャックのスーパーマーケットではお酒コーナーの横に色々な味わいのフレーバー・トニックウォーターのペットボトルが並ぶ販促が展開されていました。
バーテンダーになる以前世界の酒と食品を販売する「信濃屋」に勤めさせて頂いた経験からも、その土地その土地でのおすすめ商品や展開を見ることからその土地を感じる部分が多くありました。
写真も綺麗なコニャックの専門書「LE COGNAC」が売っていたので買うことにしましたが、スーパーマーケットでも代わる代わるお子さん2人と手を繋いで歩きましたが、写真もマダムに撮っていただきました〜
弟の息子さんと写真を撮ろうとしてるとお姉さんの娘さんが
「私と撮るの!」
と写真を撮ったりして奪い合ってくれました(笑)
ローランさんは色々な食材を大きなワゴンに入れていました。
会計を終えて車に戻りフーシニャック村まで戻り、またまたご自宅にお邪魔させて頂きました。
夕食の準備をお手伝いしたく、庭にローランさんと出て大量の生ガキを開けたり、ピザを焼くのに生地から伸ばすのをお子さん2人と一緒に3人で作ったりと笑いのある準備を楽しんでいました。
ピザ生地を作るのもビオ食材です。
生地を伸ばしているとローランさんがギィ・ピナール家がコニャックで販促展開している“コニャック・サミット”というカクテルを食前酒に創って頂けました。
氷の入ったグラスにコニャック、生姜スライス、ライムピール、胡瓜ピールが入り、レモネードで割ったカクテルで、複雑なフレーバーがコニャックに乗り清涼感もあり、とても美味しく頂きました。
出来たピザ生地を基にローランさんが2種類のピザを作りオーブンに入れて下さいました。
ローランさんから
「“サイドカー”を創って欲しい」
と話になり、大きめのシェーカーがキッチンにあったのでマダムの分と3人分のサイドカーを創ることになりました。
まずレモンを搾りジュースを舐めてみましたが甘味があっていいレモンでした。
次にお酒が置いてある戸棚からギィ・ピナール10年ナポレオン、グラン・マルニエを出し、レモンと材料となる素材の味わいとグラスの大きさから分量をイメージしてシェーカーに3人分の量を調合し、シェークしてカクテルグラスに注ぎサイドカーを創りました。
マダムやローランさんが沢山写真を撮ってくださり、お2人への気持ちを込めながらのシェーキングとなりました。
お子さん達はシェーカーを振る姿を見てびっくりした顔をしていて何かをつぶやいていましたが、マダムが
「お兄さんのお仕事なのよ」
と説明してくれていました。
サイドカーで乾杯し楽しい食事が始まりました。
生ガキも美味しくて沢山食べました。
サラミなどアンティパストも頂いたりしながら手作りピザも美味しくて、合わせてと変わった味わいのビールを飲んだり…
色々な種類のフロマージュを味わったりと…
和気藹々とした楽しいディナーをご馳走になりました。
ゆっくりとした食事を終えて皆で散歩に行くことになりました。
by doras.nakamori
| 2011-10-14 14:10
| ヨーロッパ旅
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