2012年スコットランド紀行 vol.36 |
朝6時半に起きて仕入れたウイスキーの“鬼の梱包”でパッキングに集中しました。
持ってきた段ボールやエアーパッキン、ウイスキーを入れる筒も底が尽いてきた中、何とかパッキングを終えて7時半に目の前のカフェで朝食を摂りました。
8時半に大変お世話になりましたジョン・ビーチ氏経営のB&Bフィドラーをチェックアウトし、10時のアポイントに向けてマッカラン蒸留所へ出発となりました。
広大な敷地を持つマッカランに時間ギリギリに着いて車を停め、先ずは蒸留所を見学となりました。
蒸留所内は写真撮影は禁止の為写真はありませんが、超大手だけに見学コースにも設備投資された部分が随所に表れていました。
ゆっくりと広い敷地内を廻り見学を終えて、マッカランのボトルにも描かれる蒸留所内のゲストハウス「イースター・エルチ」へ向かいました。
イースター・エルチに入るとテイスティング・セットが用意されていて、樽に入れる前の原酒となるニュー・メイク・スピリッツを含めたテイスティングと説明を受けました。
テイスティングを終えると2階に案内して頂くと昼食が用意されていて恐縮してしまいました。
キッシュとマッカランと提携関係のある英国王室御用達BBR(ベリーブラザーズ&ラッド)社の白ワインを頂きましたが、イタリアのピノ・グリージョが爽やかな昼に心地よく、
各種サンドや
フルーツ
とも合わせながら、ワインと共にテイスティングの際に説明をしてくださったマーガレットさんの明るく人を楽にさせるお気遣いやホスピタリティを存分に受け、とても楽しい時間を頂きました。
焼き菓子や紅茶で昼食を終えると表に用意してありましたマッカラン送迎車でエルギンの町まで連れて行って頂けるような至りに尽くせりな接待を受け、今までの旅との違和感を感じながらもエルギンの町へ向かいました。
エルギンではウイスキー・ボトラーてしても老舗のゴードン&マックファイル(G&M)食料品雑貨店に停めて貰いました。
1896年創業と旧き良きエルギンの町並みに外観も素敵でした。
先ずはウイスキー売場
チーズや加工肉類
クッキーやウイスキー・タブレット
チョコレート
元酒販店で働いた経験から、各々の売場展開を見ては販促の根本を感じ、また生活する人々が日々接する日常からもその国その土地を体感する事が出来ました。
毎年グラスとの出逢いもヨーロッパ廻りの1つの目的でもある中で、グラス売場では昨年のロイヤル・ウェディング記念グラスを各種購入し、お店を出て待っている車に戻りました。
女性運転手が待っている車に戻ると、毎年自分の力で歩んで行く旅との違和感が増している自分がいました…