New Bottles コニャック編 |
先ずは仏バスク地方で出逢った「プシェ・リザーブ・ド・ランペラーXO グランド・シャンパーニュ」
グランド・シャンパーニュ地区産から味わいを想像しながら蝋付のコルクを開けた味わいは、深みのあるアルマニャックに似た感じすらして厚みがあり驚きました。
瓶内変化を経て熟した杏子のようなニュアンスで男性的な味わいのコニャックです。
次に旧き流通のオールド・ブレンド・コニャックを3つご紹介致します。
クルボアジェ・シャトー・リモージュ('90年頃流通)
ベルナルド社製のブルーの陶器瓶に入るのは長期熟成を経たグランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュ地区の旧い原酒のブレンド
カミュ・ナポレオン('70年代流通)
カミュと言えばボルドリ地区原酒がメインとなりますが、この時代のナポレオンはボルドリ、グランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ地区産の貯蔵30年ものをブレンド
ヘネシーVSOP('80年頃流通)
マイルド&軽やかなイメージのヘネシーVSOPであってもグランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ地区30年貯蔵の原酒のブレンドの中にヘネシーのブレンド技術から肉質あるヘネシー味へ
ブレンド3本共に状態良く、瓶詰されてからの瓶内変化を経て、角が取れた中に深みと遡る時代が表れています。
次はおすすめの現行品ウイスキーを取り上げご紹介致します。