俊英指揮者ボロヴィチ |
それが昨年、ドニゼッティ後期作品「マリア・パディッラ」
「ルクレツィア・ボルジア」
のドラマティックな展開と美しき旋律に魅了され、壁を乗り越えると共にドニゼッティの今まで感じられなかった作品を聴き直す中で今まで感じ取ることが出来なかった魅力を感じ取れるようになりました♪
このマリア・パディッラは2011年ポーランドで行われた演奏会形式ライブ音源で、指揮したのはポーランドの俊英ボロヴィチでした。
様式感と弾力性に富み、細かなニュアンスを描き出しつつ、全体が一体となった大きなうねりを作り出せる才能に引き込まれ、完成度の高い1枚で終演後の熱狂と拍手がそれを物語ってもいます。
また、ショパンと同世代で一時期は同門でもあったポーランドの作曲家ドブジンスキの最初にして唯一のオペラ「モンバル」
このポーランド放送からの音源を指揮したのもボロヴィチですが、驚くべき集中力と緊張感にスケールの大きなうねりを感じ、昨年から毎日営業中かけてしまう程嵌まりました!
ボロヴィチの指揮するこの2枚はDORASの空間力を高め、自らを世界に没入させてくれながらアイデア、ストーリー創りをサポートしてくれています。
ロッシーニのゼルミーラに嵌まり、ロッシーニの虜になった時と同じ感覚の最近となっています。
自分と同い年で毎年イタリアへロッシーニ音楽祭を聴きにいく「山野楽器」原さんの感性に感謝しております。
原さんに仕上げられたかな〜(笑)