2013年 05月 25日
THE ANGELS' SHARE-天使の分け前- |
先日、今月いっぱいで閉館となります銀座テアトルシネマのさよなら公演で「THE ANGELS' SHARE(天使の分け前)」を観てきました。
スコットランドを舞台とし、ウイスキーの温かみを存分に感じる物語で観終わった後に無性にウイスキーが飲みたくなり、またより美味しく感じました。
しかも物語のクライマックスでは主人公達がキルトを着て北ハイランドのバルブレア蒸留所に向かいます。
昨年の旅ではバルブレア蒸留所に訪れることが出来、映画のように?、ハンドボトリングで樽からとても美味しいウイスキーをボトルに詰めてきました。
また旅中にキルトを購入し先月の周年でキルトを初めて着て営業したのもあり、想いもより膨らみました!
大自然に囲まれた雄大なスコットランドで造り手の熱い魂を受けて出来上がるウイスキーだからこそ、ウイスキーを飲むと気持ちが安らぎ魂が注入されるのだと思います。
営業タイトルの「天使の分け前」とは、酒が樽の中で熟成されている間に年間2%程蒸発して失われる事を言います。
ウイスキーが生きて呼吸をする為、蒸発分を天使に献上したのだという誇り、年月を重ねるにつれ美味しくなるウイスキーを愛でる神秘です。
静かに出来上がるウイスキーと生涯ゆっくりと接していきたいと再認識した映画でした。
そんな各国の造り手の魂を毎年直に感じているからこそ、その想いを伝道したく1杯1杯注ぐグラスへより愛が入り込むのは確かです。
by doras.nakamori
| 2013-05-25 15:00
| 日記
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