今日から旅立ちへ |
本日成田から出国します。
今年のヨーロッパ旅が始まります。
28日早朝に羽田に帰国し、その日より営業致します。宜しくお願い致します。
今年は一人旅に戻りました。
一人旅では「何で短い旅期間に…?」と珍道中も恒例となりますが、観光客では中々乗れない救急車やパトカーに乗れたのも今となればいい思い出です。
お客様の期待感も増して年々ハードルが上げられていますが(笑)
しかし、そのお陰でコニャック地方では「ギィ・ピナール」家ローランさんとの絆が生まれたりと、旅は七転び八起きの珍道中があるからこそドラマが生まれると体感してきました。
今回のコニャック滞在ではローランさん家に2日も泊まらせて頂くことになりました。
写真の前回はギィ・ピナール畑の石を喜んで持ち帰らせて貰い、帰りの飛行機で荷物重量オーバーで引っ掛かり、他の物は捨てても石は捨てたくなく、服のポケットに詰め込んで持ち帰りました。
貯蔵庫でのテイスティング、今回は約2年後の開店10周年にボトリングさせて頂く樽を探してきます。
御家族との時間は食前にカクテルをプレゼントし“サイドカー”を創ったり、コニャックで唯一ビオ認定され手間暇と愛情を注ぎ込む造り手だけあり、生活もビオ食品に拘る中、キッチンで一緒にピザ生地を伸ばしたり、マダムとなついてくれた可愛い2人のお子さんとの再会も楽しみです。
何と今回は1月に産まれたという姪っ子さんの洗礼式に参加させて頂けることになりました!
映画「ゴッド・ファーザー」の世界を連想し、Part.1で教会での洗礼式のシーンを旅前にイメージし思い描いてきました。
一昨年のギィ・ピナール家でのブログ紀行記はヨーロッパ旅のカテゴリー【2011年ヨーロッパ紀行vol.48〜55にて(全63話)】にて記載してあります。
お酒やグラス類の買い付けは勿論大切なことではありますが、それよりも生活感、飲食含めた伝統文化、オペラ、サーフィン等、現地での生活に入り込むからこそ土地土地の良さや背景を肌で感じ、その空気をDORASの【扉】に持ち帰りたいと思います。
そして、今までの旅ブログを編集して頂き、それにバーテンダーだからこそ感じれることの話や紹介を加えた紀行本を出版社さんにお力添え頂き進めることになりました。
それにより1杯に注がれた酒への想いや背景を味わいと共に伝道したい為、その国や土地の酒に深く入り込んだ紀行本がない為、誇りを持つバーテンダーという職業の日本での社会的地位の向上の想いから動いていきますので、そちらも乞うご期待戴けたらと思います。
また、例年同様欧州旅では1秒でも多くのことを感じて刺激を受けたい、旅での世界に入り込みたい想いから、net等での配信は帰国して振り返りたいと思いBlogやFacebookもお休みします。
それでは旅立ってきます!