2013年 09月 06日
2013年ポルトガル・フランス旅 後記 vol.25 |
スゴンザックからD736一本道を南西方面に車を走らせると10分弱でジュイヤック-ル-コック村に着きました。

道を進みながらも「ジャン・フィユー」は小高い丘に位置するのが畑の斜面からもわかります。

1880年、オノレ・フィユー氏と子孫7世代に渡り、ヘネシー社へコニャックとマスターブレンダーを提供し続け、ジャン・フィユー氏の世代から蒸留を始め、ジャンさんの息子ミッシェルさん、その息子パスカルさんへと4代に渡り現在引き継がれてきました。
D736沿いの大木に小さく掛けられたジャン・フィユーのプレートを曲がり進むと自宅兼会社となる素敵な洋館に着きました。

現社長パスカルさん本人に迎えて頂き説明を受けることになり先ずは畑に向かいました。

この日の3つのアポイントは全て社長が対応してくださり、日本の各インポーターさんに感謝と、そういった点からも自家で全部を造り上げるプロプリエテールらしい想いを感じます。
パスカルさんと妻モニカさんは精力的に世界中の畑を廻り自分達の畑作りに力を注いでいる22ヘクタールの葡萄畑です。
それはグランド・シャンパーニュ地区だから一等地だとは言い切れないのと、情熱を注ぎ込んでいりからこそ超一等地と云えるのだと感じた瞬間でもありました。
敷地内に馬がいてパスカルさんに聞くとポピーという愛馬とのことでした。

パスカルさんを見たからかポピーは遠くから寄ってきて、パスカルさんが手を指し伸ばすと穏やかな優しい目付きだったので自分も身体を撫でてみました。
ジャン・フィユーの醍醐味は大釜8個の伝統のアランビック蒸留器で生まれる原酒をどのように仕上げていくか、英才教育家系が根底にあるブレンドと熟成方法の技術とマジックです。

まず大切な樽に関しては90%は伝統的なリムーザンオークを使用しますが、液体に複雑なアロマを与え違った味わいを出す意味合いからトロンセオークも少量使用するテクニックでもあり、穏やかなパスカルさんからの口調からふと強いアクセントで、
「大切なのはブレンドと熟成」
と言い放たれた言葉は印象的でした。
異なったオー・ド・ヴィをブレンドすることによって最終的に特色のあるオー・ド・ヴィが生まれるだけに、樽から蒸発する“天使の分け前”分を足しながら足しながら ブレンドし完成させるジャン・フィユーの伝統。

パスカルさんはその部分に気を遣い納得するまで貫いてるクラシック・スタイルだからこそ、今も昔も変わらない良さを感じます。
アロマ・味わい・タンニンのバランスを見ながら3要素のバランスが全く違った原酒から複雑で繊細なジャン・フィユー味を作り上げていきます。

また、樽作りにおける火入れも重要な点です。
加熱は木材をたわめる為ではなく、木材自体の構造を科学的に変えるから、表面が焦げるだけでなく木材の内部に変化をもたらします。
樽メーカーとも旧知の仲からジャン・フィユーの表現に合う火入れによるリムーザンオークで熟成に入り、複雑さある旨味を引き出していきます。
パスカルさんの穏やかな中に情熱ある語り口調に引き込まれながら説明を受け終わり、パスカルさんの書斎に案内して頂けました。

「飲んで欲しいのがあるんだ」とキャビネットからボトルを探すパスカルさん。
デスクの上にはパスカルさんが愛用しているパイプが置かれていました。

この部屋でコニャックとパイプは日課だという染み付いた香りの空間にて、コニャックの試飲をさせて頂きました。

説明を受けた後の想いに加え、パスカルさんの聖地での試飲はより味わいを感じさせ、一口一口コニャックを含みながらフランスの誇る伝統と歴史も染み渡った一時となりました。
全てのグラスを空にすると事務所で仕事をされていたマダムのモニカさんにご挨拶へ向かいました。
毎年恒例の“ハッピー・キャット”で喜ばれる招き猫の手拭いにモニカさんも満面の笑みを見せてくれました。

パスカルさんにコニャックと羊羮のマリアージュを試して頂きたく、旅で自家製はお持ち出来ないながらも郷土羊羮をお渡し、御礼を伝えジャン・フィユーを後にしました。

道を進みながらも「ジャン・フィユー」は小高い丘に位置するのが畑の斜面からもわかります。

1880年、オノレ・フィユー氏と子孫7世代に渡り、ヘネシー社へコニャックとマスターブレンダーを提供し続け、ジャン・フィユー氏の世代から蒸留を始め、ジャンさんの息子ミッシェルさん、その息子パスカルさんへと4代に渡り現在引き継がれてきました。
D736沿いの大木に小さく掛けられたジャン・フィユーのプレートを曲がり進むと自宅兼会社となる素敵な洋館に着きました。

現社長パスカルさん本人に迎えて頂き説明を受けることになり先ずは畑に向かいました。

この日の3つのアポイントは全て社長が対応してくださり、日本の各インポーターさんに感謝と、そういった点からも自家で全部を造り上げるプロプリエテールらしい想いを感じます。
パスカルさんと妻モニカさんは精力的に世界中の畑を廻り自分達の畑作りに力を注いでいる22ヘクタールの葡萄畑です。
それはグランド・シャンパーニュ地区だから一等地だとは言い切れないのと、情熱を注ぎ込んでいりからこそ超一等地と云えるのだと感じた瞬間でもありました。
敷地内に馬がいてパスカルさんに聞くとポピーという愛馬とのことでした。

パスカルさんを見たからかポピーは遠くから寄ってきて、パスカルさんが手を指し伸ばすと穏やかな優しい目付きだったので自分も身体を撫でてみました。
ジャン・フィユーの醍醐味は大釜8個の伝統のアランビック蒸留器で生まれる原酒をどのように仕上げていくか、英才教育家系が根底にあるブレンドと熟成方法の技術とマジックです。

まず大切な樽に関しては90%は伝統的なリムーザンオークを使用しますが、液体に複雑なアロマを与え違った味わいを出す意味合いからトロンセオークも少量使用するテクニックでもあり、穏やかなパスカルさんからの口調からふと強いアクセントで、
「大切なのはブレンドと熟成」
と言い放たれた言葉は印象的でした。
異なったオー・ド・ヴィをブレンドすることによって最終的に特色のあるオー・ド・ヴィが生まれるだけに、樽から蒸発する“天使の分け前”分を足しながら足しながら ブレンドし完成させるジャン・フィユーの伝統。

パスカルさんはその部分に気を遣い納得するまで貫いてるクラシック・スタイルだからこそ、今も昔も変わらない良さを感じます。
アロマ・味わい・タンニンのバランスを見ながら3要素のバランスが全く違った原酒から複雑で繊細なジャン・フィユー味を作り上げていきます。

また、樽作りにおける火入れも重要な点です。
加熱は木材をたわめる為ではなく、木材自体の構造を科学的に変えるから、表面が焦げるだけでなく木材の内部に変化をもたらします。
樽メーカーとも旧知の仲からジャン・フィユーの表現に合う火入れによるリムーザンオークで熟成に入り、複雑さある旨味を引き出していきます。
パスカルさんの穏やかな中に情熱ある語り口調に引き込まれながら説明を受け終わり、パスカルさんの書斎に案内して頂けました。

「飲んで欲しいのがあるんだ」とキャビネットからボトルを探すパスカルさん。
デスクの上にはパスカルさんが愛用しているパイプが置かれていました。

この部屋でコニャックとパイプは日課だという染み付いた香りの空間にて、コニャックの試飲をさせて頂きました。

説明を受けた後の想いに加え、パスカルさんの聖地での試飲はより味わいを感じさせ、一口一口コニャックを含みながらフランスの誇る伝統と歴史も染み渡った一時となりました。
全てのグラスを空にすると事務所で仕事をされていたマダムのモニカさんにご挨拶へ向かいました。
毎年恒例の“ハッピー・キャット”で喜ばれる招き猫の手拭いにモニカさんも満面の笑みを見せてくれました。

パスカルさんにコニャックと羊羮のマリアージュを試して頂きたく、旅で自家製はお持ち出来ないながらも郷土羊羮をお渡し、御礼を伝えジャン・フィユーを後にしました。
by doras.nakamori
| 2013-09-06 16:13
| ヨーロッパ旅
|
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