Drinking Glass-酒器のある情景 |
昨日は営業前にサントリー美術館で明日迄となった「Drinking Glass-酒器のある情景」を鑑賞してきました。
DORASのバックバー、
欧州産ソーダストーンの棚上で壁のヴェネチアンガラスタイルに乱反射したグラス達は、ヨーロッパ各国各地を訪れた際「このグラスに何を注ぎたい」というインスピレーションが瞬間的に沸いたグラスだけを持ち帰ってきています。
「ここで買わなければ二度と出逢えないかも」という一期一会の中にそれぞれにストーリーが生まれた大切なグラスです。
昨日は集中した鑑賞から感性を刺激され、グッと世界に入り込んでいきました。
店に帰りグラスを1つ1つ拭き上げながら、営業ではより1杯のグラスに想いを注ぎ込むことが出来ました。
美術館では当時を想像しながら佇んでしまった16世紀後半の聖餐杯がありました。
イエスの血と肉を象徴するパンとぶどう酒を信徒同士で分け合う聖餐用のゴブレットはとても印象的でした。
グラスに出逢う為にアンテナを張り、意識を高めるいい時間となりました。