マティーニのオリーブの代わりに江戸前の“漬け” |
また1杯1杯をより美味しく飲んで頂きたい為の増幅装置的なアテとしてご用意しております。
ドライベルモットとカシスをプレミックスし桃のドライフルーツに漬け込みました。
またピノ・デ・シャラント(コニャックに葡萄果汁を加えて樽熟成させたヴァン・ド・リキュール)とカシスをプレミックスしたのを赤肉メロンのドライフルーツへ。
この2つは只今DORASで展開中の「マティーニ」のオリーブの代わりに付け合わせとしてお出ししております。
その意図とは?
開店当初から「マティーニ」のベースにはブードルス・ジンを使ってきましたが、終売によりベースとなるジンを変えることになりました。
新しいマティーニは旧マティーニと540度違う表現となっています(笑)
そのマティーニは“トロピカル・フルーティー・マティーニ”
この「マティーニ」はタンカレーTen、リレブラン、自家製オレンジビターをワイングラスにプレミックス、ミキシングの氷の個数、リンス、ステアの高中低のスピード、ピールの仕方全てを手法と技術の追求によりこの「マティーニ」の為に創り上げました。
DORASのコンセプトとなる“ヨーロッパ文化伝道”の中で毎年欧州各国を旅し、造り手と接し、その土地土地の背景を感じてたものを【扉】に持ち帰っています。
それをメインとしている中、「マティーニ」を飲まれてから飲んでいただきたいスコッチやコニャックへの繋ぎとして、流れを大切にしたい想いから味わいを創り上げた「マティーニ」となります。
それに合わせてはオリーブは相性が悪い為、漬けのドライフルーツを付け合わせています。
「マティーニ」からウイスキーに流れるお客様には桃のドライ・ベルモットとカシス漬け、コニャックに流れるお客様にはメロンのピノ・デ・シャラントとカシス漬けを合わせてお出ししています。
両方にカシスが入る意図は“トロピカル・フルーティー・マティーニ”にカシスの余韻がカクテル「パリジャン」のような引っ張りもある為です。
「マティーニ」は何が正解という永遠に答えがないのもカクテルの楽しさだと思っている中、オリーブの概念を変えた“漬け”となりました。
《マティーニからの→ウイスキーorコニャック》
乞うご期待頂けたらと思います!
また、他の漬けもご紹介致します。
杏はコニャックとアマレットのカクテル「フレンチ・コネクション」で
マンゴーはセミヨン品種の白ワインにて
たっぷりした量で繊維質が戻るまで漬け込んでいます。
またカウンターに置いてありますイタリア・サンダニエレ産プロシュートと24ヵ月熟成パルミジャーノ・レジャーノとスペイン産モスカテル種のスパークリングワイン漬けしたグリーンレーズンのドライフルーツをオリーブオイルとブラックペッパーでマリネも言い方変えれば漬けですね〜
只今漬け込み中のドライフルーツは出来上がり次第ご紹介致します。