Jean Filliouxから新旧ボトル |
コニャック地方グランド・シャンパーニュ地区の超一等地の畑を所有するジャン・フィユー家です。

自宅兼会社となる素敵な洋館がグランド・シャンパーニュのジュイヤック・ル・コック村に佇みます。
出版しました書籍『旅するバーテンダー』のジャン・フィユー家訪問で詳しく書き記してありますが、「重要なのはブレンドと熟成」という伝統を守り続け、今も昔も変わらない良さを貫き通してます。

今回はジャン・フィユーから新旧の2本をご紹介致します。
まずは旧から、
Jean Fillioux Napoleon 1970's (For Japanブランデー特級T8186) 700ml/40%

こちらは1970年代中頃に流通したナポレオン(最低熟成10年以上)で、日本向け正規代理店岡永輸入元向けのフロスティーボトルのオールドとなります。

ボトルのネックの裏にはCEP D'ORが表記されていますが、セプドール印は“黄金のブドウの木”という意味であり、1972年にフランスの美食と観光の国際委員会は1業種1品種にこのセプドールを名乗る資格を与えています。
ワインではロマネ・コンティ、シャンパーニュではローラン・ペリエ、コニャックではジャン・フィユーとなります。
続いて新は、
Jean Fillioux Reserve Familiale 700ml/40%

こちらは言わずと知れたジャン・フィユーのレゼルブ・ファミリア。
ジャン・フィユー家が力を入れる50年熟成となる完成形で、グランド・シャンパーニュ地区の超一等ならではの超熟での真価が感じられます。
また今現在のウイスキー業界での50年品の流通価格と比べるとグッと出るお値打ち感!おすすめです。