増幅装置の意味合い |
カウンターにあります伊サンダニエレ産プロシュートの硬いブイを細かくカットし、オリーブオイルとブラックペッパー、隠し味に仏バスク地方名産ピメントペッパーでマリネしてあります。
仏バスク地方を訪れた際に名産のピメントを口にしまさしたが、辛いトウガラシではなく旨味があります。
とても好評なアテです。
ナッツ類は定番化している炒った2種です。
エルブ・ド・プロヴァンスと塩、ブラックペッパーで炒ったピーナッツ
炒ってシナモン、砂糖漬けしたクルミ
フランスで大量に購入したエルブ・ド・プロヴァンスはセミドライトマトのマリネにも使用しています。
レーズンシードオイルを使いエルブ・ド・プロヴァンスとパスティスリキュールでマリネしています。
マリアージュやペアリングという言葉がよく使われますが、DORASではとにかく一杯をより美味しく飲んで頂く為の増幅装置としての意味しかありません。
アテの美味しさを求める訳ではなく、一杯がより美味しくなるアテであればいいという意味合いです。
全ては魂の一杯のために。