2種のKilchoman‼︎ |
(以下はフープより)
今月は、既に昨年にボトリングが終了しておりましたキルホマンのタイプ違い2本セットでのご案内となります。
蒸留所のオープンから既に10年が経過して長熟品も期待されるところですが、近年リリースされている5年を過ぎた若いキルホマンは素晴らしい物が多く、原酒の特徴をきちんと捉えて、樽の個性をうまく引き出した熟成をされていると思います。
しっかりとピートスモークが効いていてそれでも主張しすぎない、夏にピッタリのアイラモルト2点、フープから満を持しての登場です!

(1)Kilchoman 2009 #539 Bourbon Barrel 58.3% (写真左)
原酒とバーボン樽との相性を証明する逸品。 しっかりとしたスモークをバックにして、バーボン由来のバニラとフルーツに始まり、甘さがずっと続きます。6年熟成とは思えない熟成感。
(2)Kilchoman 2010 #693 PX Sherry Finish 57.4% (写真右)
人気のあるシェリーバットではなく敢えて選択したPXフィニッシュ。2009と原酒の種類はは同じですが、比較すると優しめの燻製っぽいスモークに始まり、PXならではの甘みが強調され、サトウキビやドライフルーツや複雑なスパイスが絡み合い、そしてフィニッシュは大変長いです。

