ROSSINI・OPERA 「RICCIARDO E ZORAIDE」
今年もロッシーニの生まれ故郷イタリアのペーザロでは8/11〜23まで「ロッシーニ音楽祭2018」が行われました。
毎年、造り手廻りのためにヨーロッパを訪れますが、いつの日かロッシーニ音楽祭へ行きたいと想いを温めています。
DORASではオペラを流していますが、それも自身がヨーロッパを旅する際に歌劇場で観る文化をDORASの【扉】に持ち帰りたいと思っているからです。
酒、グラスなどの仕入れだけでなく、旅で得たすべてを持ち帰る中でオペラもその1つとなりますが、ロッシーニやドニゼッティの後期作品を中心としたオペラ・セリアが店のスタイルと合わせ日々かけてます。
王室向けのウイスキーやポートワインなど、またグラス、シガー等、それぞれに貴族の文化が表れますが、貴族の文化であるオペラもDORASのスタイルとして深く入り込み、
「ゼルミーダ」、「マホメット二世」、「セミラーミデ」、「古城の美人」、「モーゼとファラオ」…
日本で馴染みのある人気演目ではありませんが、聴けば聴くほどに気づけばロッシーニの虜になってしまいました。
ベルギーのゲントで観た「アルミーダ」は日本では観ることができないので生涯の思い出になりました。
今日ご紹介するドイツのロッシーニ音楽祭でのロッシーニ「リッチャルドとゾライデ」は、今年のロッシーニ音楽祭演奏曲目でもありました。
テノールの二重唱2曲はどちらも後期のロッシーニらしくゾクゾクし、DORASの空間を引き締めてくれています。