【渡航中、現地からリアルタイムで写真中心に簡単な内容をSNSでお伝えしておりました。出版書籍『旅するバーテンダー』と違い、SNSと同じような簡単となりますが添付致します】
朝7時にスーツケース3個をフロントで預けてホテルをチェックアウトしました。パリで毎年泊まるこのホテルへは明日戻ってきて再度1泊します。
ホテルを出て、メトロ7号線ピラミッド駅から5駅ポワッソニエール駅下車して徒歩8分で北駅へ着き、
ユーロスターのチェックインへ向かいましたが、警察のシステムトラブルにより国境を越えるチェックが出来ないと、チェックイン辺りは長蛇の列が出来ていました。とりあえず列車内で食べる朝食を買い列の最後尾に並びました。
「ロンドン行きの人はこちらへ」と案内がありチェックインに流され、
無事に荷物検査となるチェックインや出国窓口を通過して、8時13分
パリ北駅発のユーロスターは45分遅れでロンドンへ2時間17分かけて出発しました。パリとロンドンの時差は1時間遡り、10時15分にロンドンSt.パンクラス駅に到着しました。
すぐに向かったのはアンティークマーケットの「Camden Passage」です。
久々のロンドンは新鮮な気分になりました。気持ちの高まりが引き寄せてくれたのか良き出逢いが待ってくれてました。
グラスやアンティークシェーカーなどを購入しましたが、お目当ての
ドアノッカーを探していると聞くとマーケットには無いけど扱いがある店舗があると教えてもらい向かうと
年配のご主人が温かく迎えてくれました。
ご主人がおすすめで出してくれたドアノッカーの中で一目惚れしたのが右側の
ユリの形をした
1900年のフランス製です。
BAR DORASは4月6日に開店15周年を迎えられる事になり、その日迄に店頭を改装する計画を進めている中で、ロンドンへ来たのはドアノッカーを探すのが目的の1つでありましたが、早速一目惚れしたドアノッカーを購入することが出来ました。
ゲール語で名付けたドラスのルーツである英国にてフランス製に出逢ったのは現在のドラスを表しているようでした。
原点の自らのウイスキーへの気持ちは開店当初から変わらず、熱が冷めた訳でもなく今のウイスキーブームに乗った訳でもないスコッチウイスキーと、現在日本で1番多くのコニャックを展開する中で、イギリスにてフランス製を見つけたストーリーに納得していました。
マーケットを楽しんでカムデンパッセージを出て、ロンドン地下鉄Undergroundでエンジェル駅から
中は
Spitalfields marketとOld spitalfields marketに分かれていますが、オールド・スピタルフィールズマーケットから散策。 身体が欲したチャイのドリンクバーを発見。
寒いロンドンでしたがスパイスで体の芯から温まりました。
お腹も空いてきたので
イギリスの食文化でもあるインドカレーを。
食後に先程のチャイが美味しかったので、お代わりを。
エアレーションで、
空気がたっぷりと入って毎日飲みたくなる美味しさでした。
スピタルフィールズマーケットを出て、 徒歩8分でリバプールストリートアンダーグランド駅へ。セントラル線5駅でトッテナム・コート・ロード駅で降りて、ロンドン散策しながらソーホー・スクエア・ガーデンのCharles IIです。 ロートアイアンの柵に目が留まりました。
家のドアノッカーを発見し、
下に付ける受け部分を確認させていただきました。
ヨーロッパの街歩きからDORAS店内の風化レンガの目地埋めを数年前に行いましたが、店頭の改装にあたり目地埋めも行おうとインスピレーションが湧きました。ロートアイアン柵もイメージが湧きますが…
酒屋はThe Vintage Houseへ。 イギリスとポルトガルの大航海時代からの背景によりポートワインは1番多くイギリスに入ります。ロンドンの酒屋でもポートワインの売り場面積は広く、英国貴族の嗜む文化が垣間見れるのがポートワインです。
こちらの
Cognac HINE 1969は、コニャックから1972年にロンドン・テムズ川沿いの熟成庫へ樽を移動して熟成する
アーリーランデッドという錬金術で1999年にボトリングされ、ロンドンの酒屋The Vintage House向けに20年前に発売された1本を引き上げました。
ヴィンテージハウスを出てすぐにもう1軒の酒屋
Gerry’s Wines & Spiritsへ。レジ内に入るゲートを開けていただき中へ。山積みの段ボールも圧巻でした。
ツーピースシェーカーも購入です。
お店を出てチャイナタウンを抜けてホテルへ歩いて向かいました。
Trafalgar Squareへ。
トラファルガー広場を抜けて
ホテルへ着いてチェックインしました。
低価格ながら立地も良く、広くて綺麗な部屋でした。
少し休んでロンドン夜の部へ向かいます!