ブドウを原料とするコニャック地方でも年に1度の収穫期を迎えます。
2014年の渡仏では、ギィ・ピナール家で収穫の手伝いを含めて仕事をさせてもらうことにより、今までと違う経験が出来ました。
(詳しくは拙著「旅するバーテンダー2」にて)
もちろん、それまでも造り手に会い、製造工程を見学させてもらい、感じたすべてを日本に持ち帰ってきました。しかし、内部を深くまで知ることは出来なかったような気がします。
造り手と一緒に酒造りの現場、それも内部へと入り込み、表には見せないような苦労を知り、大変な想いを垣間見ました。
どの職場でも、また、就職活動の入社説明会でも言えることと思いますが、我々バーテンダーもそうであり、バーカウンターに立つ華やかな部分はお客様に魅せる部分であり、営業時間以外はお客様に見せない部分があります。
魅せる部分と見せない部分は、当然、酒の造り手にもあります。内部に入り、その両極を垣間見られたことにより、今までの渡航で持ち帰ったもの以上の経験をさせてもらったのではないでしょうか。
コニャックへの愛が前よりも増したのは言うまでもありません。
ちょうど収穫期に現地へ向かった年の写真が出てきて再確認が出来ました。
コニャックの皆さんにとって、良き収穫年となりますよう願ってます。
※ 9月11日(日)は24時までの営業とさせていただきます。
他日は以下の通り(1:00ラストイン)となります。
月〜金 19:00-2:00
土日祝 18:00-2:00
毎週水・第3火(9/20) 定休日
BAR DORAS 中森保貴