年末用の増幅装置作りへ

輸入酒販では今月中にフランスから出航予定の2つのコニャック生産者さんと営業後のやり取り(フランスから送られてくるメールが時差で24時頃に届くため営業後にメールが届いてます)や、昼間は銀行から商品の国際送金などが現在あり、酒販業の合間に仕込みを行なっております。

静岡から沢山頂戴しました蜜柑をスライスしてドライフルーツにしました。

1杯目のコニャックソーダやコニャックシュウェップスの味わいが増幅します。

ピーナッツはエルヴ・ド・プロヴァンス(ハーブミックス)と塩で炒るのがDORAS流です。

くり抜いたバゲットにレーズンバターを詰め込む“詰めパン”はバーフードとして定番ですが、レーズンバターに餡子を混ぜて作った詰めパンを以前お出ししたことがありました。

バゲットで口の水分を拭い、レーズンバターで口内に油分コーティングができ、餡子で糖コーティングができた後にコニャックを飲むと究極の増幅装置となります。

まずはドライフルーツをたっぷりのコニャックで漬け込みをしました。年末に完成予定です。

自家製“ドラヤ羊羹”はここ最近は1ヶ月に6回ペースで作るペースとなりましたが、昼間の時間がなくても羊羹は必ず切らさないようにしています。

限られた時間でありますが、1杯をより美味しく飲んでいただくための増幅装置として作り続けます。

すべてはお客様に究極の1杯を提供するために、サービス品としてお出ししております。

BAR DORAS 中森保貴