【新発売】GROSPERRIN Cognac Fins Bois Héritage N°72 pour BAR DORASと12日(火)は休業 |
カレンダー
home
■■■■■■■■■□■■■
■■■ BAR DORAS ■■■ ■■□■■■■■■■■□■ 東京都 台東区 花川戸2-2-6 TEL/FAX:03-3847-5661 [MAP] mailto: yasutaka.nakamori @gmail.com カテゴリ
about BAR DORAS 営業時間 営業に関して ドリンクメニュー フードについて New Bottle Cocktail Wine おすすめ アテ(増幅装置) Glass Cigar 音楽 ヨーロッパ旅 国内・アジア旅 シュートボクシング 日記 休日 community 酒販DORAS 以前の記事
2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2005年 04月 最新のコメント
ライフログ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2023年 12月 11日
GROSPERRIN Cognac Fins Bois Héritage N°72 pour BAR DORAS (70cl/51%vol) 192本限定 《グランド・シャンパーニュ地区が最高峰とは言えないことを証明したグロペランのファン・ボア地区コニャック》 年末スペシャルコニャックを本日2023年12月11日に一般発売致します。 卸売させていただきました酒屋様では本日以降の各社販売日となります。 弊店BAR DORAS ONLINE SHOPからのご購入はこちらより↓ ※本日発売により通販分の梱包出荷作業が現店舗ラスト営業での繁忙期で終わらないため、12日(火)BAR DORASは店休とし、皆様に心を込めて1本1本ボトルをお送りさせていただきます。 輸入許可がおりた商品を湾岸倉庫から引き取り、ボトルを開封してテイスティングした際、改めてトロピカルなビューティーコニャックの美味しさに思わず涙が溢れました。 この素晴らしいコニャックを日本にご紹介出来て心から嬉しく思います。今回の出逢いや輸入経緯、テイスティングコメントはいつものように400字詰原稿用紙10枚を目安にしてまとめました。 以下、ご案内致します。 宜しくお願い申し上げます。 【輸入経緯】 今回の自社輸入は日本でもコアなファンから絶大な人気を持つ「(GROSPERRIN)グロペラン」です。 ※仏語でSを発音しないためグロスペランでなくグロペランとなります。 グロペランはコニャック町から約30キロ西へ離れた隣町、シャラント川左岸にあるフランス最古のサント町に本社を構える1992年創業のネゴシアンです。 自家栽培から蒸留、熟成、瓶詰まで全工程を自家で行うプロプリエテール・コニャックと違い、ネゴシアンは幾つかに細かなカテゴリーは分かれますが、スコッチウイスキーに例えて分かりやすく簡単に言うとブレンデッドウイスキーやボトラーズの立ち位置となります。 グロペランは後者のボトラーズ的な存在です。 2018年に信濃屋さんとグロペランを訪れて弊店とのプライベートボトル(PB)としてのリリースがありました。 以下『』内は輸入元、信濃屋さんのグロペランの紹介内容を転載します。 『グロペランをブランド化するラ・ガバール社はフランス西部シャラント・マリティーム県のサントに本社を構える1992年創業のネゴシアンです。先代のJean Grosperrin(ジャン・グロペラン)氏は地元シャラントで、コニャックやワインを商社に紹介する生産者との仲介役を担ってきました。家族経営の小さな蒸留所を訪ね、色々な生産者を商社に紹介していく中で、ジャン氏は各セラーに卓越したコニャックが眠っている事に気が付きます。優良原酒が大手メーカーに買われ、膨大なブレンド用の一原酒として消えていくのを目の当たりにし、いつしかそれらを主役として扱いたいという想いにかきたてられました。その後間もなく、価値を理解してくれる人達にそれらを届けたいという想いから、自らが最良原酒の買い付けを始め、今のグロペランの礎が築かれていきます。その熱い想いは、良い原酒が集まった1992年に満を辞してラ・ガバール社を設立する事で実を結び始めます。1999年には遂に、ジャン氏が買い付けた最良の原酒を販売すべく「Jean Grosperrin Cognac de Collection」が誕生し、これまで眠っていた素晴らしい原酒が少しずつマーケットに開放され始めています。2004年からは息子のGuilhem Grosperrin(ギレム・グロペラン)が加わり、先代の意思をしっかり受け継ぎ、今では同ブランドの販売を一任されています。ギレム氏はオールジャンルのスピリッツに精通しており、卓越したテイスティング能力と、樽の選定能力は業界屈指のセンスを持ち、もの静かな人柄ながら、哲学と信念も持った職人気質に溢れています。ブランド自体の歴史は浅いですが、それまでの過程で構築してきたコネクションや経験値が根底を支える、今後の動向が注目される質実剛健のネゴシアンです。2017年9月に同氏が信濃屋へ来社した際に誘いを受け、2018年春に札幌「THE BOW BAR」本間氏、浅草「BAR DORAS」中森氏と共に生産者を訪問し厳選された原酒を…』 2018年と2019年の年末に発売されたPBは現在でも話題になるコニャックとなりました。 信濃屋さんとの初訪問の2018年以降、自身として例年のコニャック廻りでサント町まで足を伸ばしグロペランを訪問しては、 その中から「これは!」と特に響いた原酒をその樽やボンボンヌから直接ボトリングしていただき、 通常の伝統的なボトルラベルと違い、 ギレムさんの妹のアクセルさんが描く絵描きラベルで持ち帰らせていただいてきました。 どの樽を飲んでも共通した“グロペラン味”があり、信濃屋さんのご紹介文にあるよう、樽の選定能力、一緒にテイスティングしていて鋭い能力を肌で感じ、テイスティングの合間にギレムさんに「リスペクトしています」と話すと、私自身に返してくれたパワーとなる感慨深いお言葉は忘れません。原酒に向かい合い、お互い無言で真剣勝負する中で生まれた共感と絆が訪問の度に増していきました。 コロナ禍にて2年間渡欧出来ない間に輸入酒販卸売・小売・通販の販売業免許を取得し、以降弊店のPBを各造り手とやり取りを重ね輸入し、リリースして参りましたが、グロペランに関しては信濃屋さんが輸入していることから手を付けずにおりました。 今年に入りPBの卸売をさせて頂いてます信濃屋輸入部田地商店さんへ、「大手や酒屋さん等のインポーターが定番ボトルを広め、自身のようなバーテンダーによる輸入では限定PBをアクセントにするバランスは両方の相乗効果があり、酒類業界の活性化になり良いのではないか」との心にある持論を延べ、自らが輸入しているPBの造り手から定番商品を田地商店さんに提案した流れから、田地商店さんからグロペランもPBとして是非とお言葉をいただき、コニャックをPBだけでなく定番商品へ繋げ、より日本でコニャックを広めていける良き会談となり、その後グロペランのPBへ動く流れとなりました。 PBに決めたい原酒は貯蔵庫でギレムさんと共感した樽や最良年の1973年産等の味わいをリクエストし、ギレムさんのおすすめも含めて送っていただいた10種のカスクサンプルの中で、 飛び抜けていたのが今回の「Fins Bois N°72」で即決でした。 こちらを含めたファン・ボア地区産、グランド・シャンパーニュ地区産、プティット・シャンパーニュ地区産、ボルドリ地区産も含まれていました。また因みにリクエストした原酒は10個中3番目となり、ギレムさんから「何度もテイスティングしてゆっくり決めてください」との言葉からテイスティングする時間帯や注ぐ量、グラスの違いで何度も検証を重ねてもFins Bois N°72のインパクトが強く残り決めました。 PBもエクセルさんの絵描きラベルと絵の希望をリクエストし、その中から決めたのが今回のラベルです。 今年は7つのPBをリリースしてきましたが、年末スペシャルに相応しいと思います。 入港して検査を経て通関して引き取りへ。 【テイスティングコメント】 約5年前、コニャックの造り手にカスクストレングス(樽出)でのプライベートボトル(PB)をリクエストしても「カスクストレングスは美味しくない、度数を落として優しく華やかさを出すのがフランスの伝統」という返答があるような文化が長年守られてきましたが、グロペランはいち早くシングルカスク、カスクストレングスの商品にスポットを当てていました。近年のウイスキーブームの影響も大きく、現在ではコニャックのカスクストレングスも目にすることが多くなりましたが、自家生産のプロプリエテール・コニャックでなく全ての農家を遠目から平等に見ることが出来るネゴシアンであるため、カスクストレングスへも先駆者となったグロペランです。 今回の希少なコニャックは、ボルドリ地区の上部側に位置するファン・ボワ(FB)地区マタ村にある小さな農場で生産されました。品種はユニ・ブラン種100%で、16ヘクトリットルの伝統的なシャラント式アランビック蒸留器で、現在のガス式と違い1回目の蒸留では燃料に木材が使用され、2回目の蒸留には木炭が使用されていました。 独創的な味わいに目を付けたギレムさんが購入したばかりの原酒で、今日に至るまでまだ誰にも瓶詰めされていない、1972年蒸留の2023年8月3日にボトリングされた50年熟成となります。 グランド・シャンパーニュ(GC)地区での50年熟成はざらにありますが、早熟なFB地区での50年熟成はGC地区に変換すると80〜100年の熟成の意味があり、アタックは柔らかく滑らかでクリーミーで香り高く、ゆっくりと力強さを増していきます。香り味わい共にパパイヤ、マンゴーに似た黄桃の貴熟した南国系の甘みやドライマンゴーの濃厚なフルーツの甘みが強烈に迸ります。ドライフラワーやバラのエレガントな香りも相乗し、エキゾチックで美しいコニャックです。 蒸留前に仕込み水が入るウイスキーと違いブドウ果汁だけを蒸留するため、家で飲む際には少しずつ飲んでは再度また注ぐより、1回で多めの量を注ぐと眠っている潜在能力が開花します。家でのおすすめはトリプルショット(90ml)をグラスに注ぎ、1時間半〜2時間の映画を観ながら飲むと鳥肌が立つ感動が迎えてくれます。カスクストレングスのコニャックは力強さがある分、ゆっくりと時間をかけて変化を楽しめます。ボトル開封からの変化もご期待ください。 バーでの提供もハーフ(15ml)より、20mlでは15mlでは出てこないポテンシャルがハーフ以降に出てくるのでおすすめです。 熟して長く続く官能的なグラスの残り香もトータルで1杯の金額に含まれるため、残り香で真白にグラスが曇ると“パーフェクトグラス”と称しています。 輸入経緯にも書きましたすべてに共通する“グロペラン味”、6地区で一等地と云われるGC地区が最高峰ではないのを証明し、テイスティングした際に格違いの品格から感極まり涙腺が緩んでしまったトロピカル・ビューティーなコニャックです。 Commented & tasted by Yasutaka NAKAMORI BAR DORAS / 酒販BAR DORAS
by doras.nakamori
| 2023-12-11 12:00
| 酒販DORAS
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||