2007年 02月 19日
最後の晩餐 |
ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラーツェ教会へレオナルド・ダ・ヴィンチの描いた最後の晩餐を見学し、世界遺産を感じてきました。これはキリスト教の聖書に登場するイエス・キリストの最後の日に描かれている最後の晩餐の情景を描いています。キリストが「12弟子の中に1人が私を裏切る」と予言した時の情景です。構図から表現や技法を感じ、また歴史や修復作業についても知ることができました。レプリカの絵画を買い、DORASの小窓の下にかけてありますので見て下さい。この絵画はレオナルドが1495年に取りかかり、1498年に完成しました。遅筆で有名で、ほとんどの作品が未完とも言われるレオナルドの絵画の中で、数少ない完成した作品の1つだそうです。最も損傷が激しい絵画としても知られ、記録に残るものだけでも6回の修復が行われ、また修復により構図でわかった点も多かったそうです。あまりのオーラに佇んでしまいました。奥深い絵画でした。
by doras.nakamori
| 2007-02-19 18:39
| ヨーロッパ旅
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