ボトルから伝わる思い出 |
昨日は長い付き合いの恩師と食事会をしてきました。
場所は恩師がマネージャーを勤める「ラ・ビスボッチャ」の姉妹店「イル・ボッカローネ」にてでした。
恩師は僕がバーテンダーになる前、酒販店で働いてた頃に通っていたワイン学校の先生で、年は僕よりも15歳上になりますが、気が合いいつも学校の帰りはワインを飲み明かし、語り、またいろいろなことを教えてくれました。
授業の時でもテキストに書いてないことでの話でとても興味深いことが多く、より深いワインの世界へ導いてくれました。
酒販店での勤めからバーテンダーに転職する頃にはワイン学校も卒業してましたが、休みを合わせてはワインと共にいろいろな話をしました。
バーや中華、フレンチ、イタリアン、スペインバール…などワイン学校の教師でもあり、またサービスのプロに徹してきた恩師から教わることは、ワイン以外にも多く、とても大きな影響を与えていただきました。
TALISKERをあがる頃、恩師は青山のバーでマネージャーをしていて誘いをいただき、二人だけで大きなお店を経験でき、TALISKERでサポートに努める仕事からドリンクから仕入れまでお酒のことを全て任せていただいたことは大きな経験になりました。
10年以上のお付き合いをさせていただく中、隅田川花火大会の屋台BARでの臨時営業では毎年手伝っていただき、先日の花火大会の日に今日の食事会が決まりました。
今日のワインは持ち込みさせていただき、恩師の家の押し入れ満載のワインの中から日本では手に入らない秘蔵のプレミアムワインを数々いただきながら、あっという間に4時間半が過ぎ去ってました。
スローフードと言えない位食べました…(笑)。
僕が持ち込みさせていただいた「1974」のワインもまたDORASの棚に思い出と共に並びました。
時間が過ぎ去ってもそのボトルを見る度に昨日という日を思い出すでしょう。