三宿の同志 |
昨日の休みは世田谷区三宿の『BAR CIELO』へ伺ってきました。
三軒茶屋から奥まった住宅地の路地裏にしっぽりと佇む「BAR CIELO」へ着くと、真っ暗な小道にそこだけオーラを発している知る人ぞ知る隠れ家です。
店内とスタイルもオーナーの稗田氏の細かなこだわりと思い入れを随所に感じるとても素晴らしいBARです。
稗田氏も自分と時期は異なりますが、銀座の「BAR TALISKER」で勤め同じ師匠を持ちます。
稗田氏もそうですが、「BAR TALISKER」で勤め独立した銀座の「BAR EVITA」の亀島氏、京都の「BAR K家」の黒野氏、静岡三島の「BAR YUMOTO」の湯本氏と、伺うとお店からこだわりと思い入れを強く感じます。
同じ師匠を持つ中で、素晴らしいお店を構える同志がいることは心強く、浅草で自らが店を続けていく中でとてもいい刺激をいつもいただきます。
大きなマンションが出来、細い路地に消防の問題があり道路拡張の為、「BAR CIELO」は今月いっぱいで立ち退きになりました。
今後は物件を確保している三軒茶屋駅近くへ移転して新たなスタートとなるとのことです。
店舗を造るにあたり、稗田氏はまた自らも大工をするそうで、また新しい「BAR CIELO」に伺える日を楽しみにしています。
同志のお店にお邪魔すると、とてもいい刺激とやる気をいただきます。
と同時に師匠に感謝の気持ちを思う瞬間です。
帰り際に握手した稗田氏の手から、秘めた強い思いをいただいて浅草へ帰りました。
いつ燻らそうかと思いヒュミドールで眠ってた2001年のシガー「レイデルムンド タイノス」のアロマと共に忘れないいい時間でした。
先日のパナマは、よく見たらBorsalinoでしたが、これは残念ながら、数年前に(玄関先で)潰しってしまって、その代わりといっては何ですが、銀座のトラヤで購入した、少「し砕けたモノ」も持っています。
今度、伺うときに、被って行くことを確約します。
ちなみに、私のパナマを被るときのの定番は、
1)麻のスーツ
2)白絣の浴衣 です。
今週末の植木市の時にでも、Version2で、お伺いしましょうか?
先日、寄らせて頂いたときに、中森さんから「Cigarのお誘い」がありましたが、実はちょっと興味があります。「時間を買う」という感覚は、確かに捨てがたい魅力があります。"Boodles Martini に合う、味わいのあるCigar"を、ご紹介下さい。