2017年フランス旅での写真とメモ Vol.3 |





その結果、干しブドウのようにブドウの糖分が粘性を帯びるまで果肉に凝縮される。また菌の代謝によって貴腐香という独特の香りを持つようになる。
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2018年 03月 31日
2017年6月14日(水) 7時半起床。フランスに着いて早々波乗りをして自然と調和したことにより、身体のリズムが合い寝起きが良かった。荷造りを終えて8時半にチェックアウト。フロントでタクシーを呼んでもらい、ビアリッツ・アングレ・バイヨンヌ空港へ。空港のレンタカーブースへ向かう。 日本から9時にネット予約してあったのでスムーズに手続きを終えて車に乗り込む。進路はボルドー地方ソーテルヌ地区へと北上する。 2011年にビアリッツからコニャックへ向かうルートと同じ道程を進むが、ボルドーまであと100キロとなる辺りでスピード違反でパトカーに止められ、パトカーで連行されて田舎町ラブーエールの署で車を没収されてしまった悪夢が蘇る。 高速道路を降りるとホッとして気持ちが楽になり、一般道をひたすら進みソーテルヌ地区へ車を走らせた。 この日は1番暑かった。気温は40度まで上がり、運転席から入る灼熱の太陽で左手がヒリヒリしていた。 今日は世界3大貴腐ワイン、ソーテルヌワインの造り手をいくつか廻る。 11時半に世界の甘口貴腐ワインの頂点に君臨する「シャトー・ディケム」に着く。 車に戻り中に入り、レセプションを探した。 大手なのでコニャック同様にアポイントを取らなくても見学ツアーがあると思っていたが、事務所では「2月から9月までのオフシーズンで見学ツアーを受けていますが、すべての日が完全予約制です」と。 ![]() 「他のワイナリーもアポを取ってないのですがどうでしょうか?」と聞くと「イケムはトップなので無理です。他はどうでしょう」と自信に溢れた表情で言う。 ![]() 高い位置からすべてを見渡せる斜面の傾斜。風通しがある。 ![]() 案内してくれる女性はキャロリン・デグラモンさん。 ![]() 畑を案内してもらう。 1996年から有機栽培を始め、2007年にすべての畑を有機栽培へ。正式に有機認証されたのが2011年。 ![]() セミヨンやリースリングのような白ブドウがこの“ボトリティス・シネレア”という貴腐菌に単独で感染すると貴腐ブドウへと変化する。 白ブドウの表面に感染したこの菌は、その果皮の表面の膜を溶かし、ブドウの水分を蒸発させてしまう。 その結果、干しブドウのようにブドウの糖分が粘性を帯びるまで果肉に凝縮される。また菌の代謝によって貴腐香という独特の香りを持つようになる。 この菌は普通に付くと灰色カビ病というブドウの病気になるが、ソーテルヌ地区など限られた地域と一定の気候条件やブドウ品種の条件によってのみ良い方向に向かう神秘がある。 また、農薬散布された畑では、貴腐菌の動きが遅くなり、貴腐が付くのを待っているうちに葡萄自体が過熟してアロマや酸が消失し、べたっと甘いスタイルのソーテルヌになりがちだが、ギローのビオに転換した畑は、ブドウの木の生命力が強く農薬散布しないので、ボトリティス・シネレアが付くのが早いと言う。そうするとちょうど完熟のタイミングで菌がつくので、フレッシュさや酸味を残したスタイルになる。 毎年通うオーガニックコニャックの「ギィ・ピナール」家も徹底して設備を綺麗に保っているのを重ねて見ていた。 (※ 書籍『旅するバーテンダー2』を上梓するまでに残した旅の後記とは違うタッチになりますが、昨年の旅の写真とメモをブログに残しております) 昨年までの旅の軌跡は書籍としてこちらに。 『旅するバーテンダー』 『旅するバーテンダー2』 宜しくお願い致します。 中森保貴
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by doras.nakamori
| 2018-03-31 13:10
| ヨーロッパ旅
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2018年 03月 27日
2017年6月13日(火) 波はセットで頭以上となるグッドコンディションで沖へパドルアウト。 ![]() 波のパワーがあり、沖に向かう途中、波の水面下を超えるドルフィンスルーでGoProカメラが一度流されるも、 今回も唯一のアジア人がヨーロッパサーファーと波を取り合った。 2ラウンドの波乗りを終えて海から上がる。 ホテルに帰り一気に水を飲み干した。シャワーを浴びて買い置きの食事を簡単に済ませ、すぐに町歩きへ。 ![]() ホテルへ帰り、もう1ラウンド波乗りでと、今度はビアリッツ正面のグランプラージュへ。 シャワーを浴びてウエットスーツからスーツに着替え、ビアリッツを代表する高級ホテル「オテル・ド・パレ」へ バーマンに町の情報を教えてもらい、レストランも予約してもらった良い思い出があった。 町の情報を聞くならバーへ行くといい。 なぜならバーマンがその町のローカルな情報を1番知っているからだ。 バーカウンターに座りジントニックを。 (※ 書籍『旅するバーテンダー2』を上梓するまでに残した旅の後記とは違うタッチになりますが、昨年の旅の写真とメモをブログに残しております) 昨年までの旅の軌跡は書籍としてこちらに。 『旅するバーテンダー』 『旅するバーテンダー2」 宜しくお願い致します。 中森保貴
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by doras.nakamori
| 2018-03-27 13:32
| ヨーロッパ旅
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2018年 03月 26日
まずは書籍『旅するバーテンダー2』をお買い上げいただいた皆様、誠に有難う御座います。 全作で読者の皆様の温かいお気持ちをいただき、それが大きな力となり、本書が完成しました。 作成途中、草稿段階で昨年は欧州に旅立ち、6月下旬に帰国して2回の草稿を終え、初校、再校、三校と向かい合い、私個人としては前作よりもより力の入った本ができたと思ってます。 しかし、昨年の旅からのまた3年間の旅の軌跡が『旅するバーテンダー3』へとはどうでしょうか? 「削ぎ落とした分、より深く追究する」 というDORASと旅の波長が同じように進む中では、旅はこれからも続きます(今年は5月6日〜16日)が、本に関してはいつになるか分かりませんが、またいつか書くことができる日が来たらその時はと思っております。 自分が読者だったらどうだろうか? そのような心境から、昨年の旅の後記は書いておりませんでした。 もちろん本を書くことに完全燃焼した訳でもなく、上記の理由以外にも自分の内面に仕舞ってある訳もあります。 いつか話せる心境になれたら、その部分はカウンターでお話し出来たらと思います。 現在、昨年の旅の後記を書いてないとしても、写真とメモだけはいつかの日のために残していこうと思いました。 写真を元に書いてきたブログと書籍とは意図が違い、また、本書を上梓するまでに残した旅の後記とは違うタッチになりますが、昨年の旅の写真とメモをこれからブログに書いていきます。 例年通り2つの大きなスーツケースを両手に持ち、背中に大きなリュックサックを背負い、羽田空港へ向かうのであるが、通勤ラッシュを避けられないので、今年はスカイツリー麓から羽田空港行きのリムジン高速バスを見つけ向かったが、バスは大渋滞していて来ないとのことで係員に押上駅から電車を勧められ、小走りにスーツケースを転がし駅に向かった。 地下鉄は通勤ラッシュの真っ最中で大荷物に冷たい視線を浴びながら進むも、東銀座駅手前で突然止まってしまう。 アナウンスによると横浜方面で事故があり、電車は動かないとのことで、東海銀座駅でまさかの乗客全員が降ろされた。 急いで地上に上がりタクシーを捕まえ、何とか出国時間に間に合うも、短い旅の最中に色々と引き寄せてしまうトラブルを乗り越え続けてきた私の旅をタクシーの中で振り返ると、今年は出国前からのトラブルにふと笑ってしまった。 10時半に羽田空港を発ち、パリCDG空港に予定通り現地時間15時半に着いた。 ビアリッツ・アングレ・バイヨンヌ空港に着き、ホテルへはタクシーしか選択肢がなく空港のタクシー乗り場へ。 しかし中々タクシーは来ない。 自分と後ろのスーツを着たビジネスマンしか乗り場にはいなく、話をするとその男性はビアリッツが地元だと言う。 「市内までタクシー代をシェアしましょうか?」と提案があり、ようやく来たタクシーに一緒に乗った。 先に降りたビジネスマンから10ユーロを受け取り、タクシーは海沿い近くのホテルへと向かい、16ユーロだったので20ユーロを運転手に渡しタクシーを降りた。 22時半にホテルにチェックインし、荷物を置いてさっそく夜の町歩きへ出よう。 6年前の記憶を頼りに町を歩くと、活気のあるワインバーに引き込まれた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 0時半にサーフショップが目の前にあるホテルへ帰り、明日の波乗りに備えて眠りに就いた。 昨年までの旅の軌跡は書籍としてこちらに。 『旅するバーテンダー』(著:中森保貴 版:双風舎) 『旅するバーテンダー2』(著:中森保貴 版:皓星社) こちらも宜しくお願い致します。 BAR DORAS 中森保貴
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by doras.nakamori
| 2018-03-26 17:36
| ヨーロッパ旅
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2018年 03月 24日
Cognac Guy PINARD Fins Bois Selection Floral Highball ![]() 一杯目におすすめはオーガニックコニャック「ギィ・ピナール」ファン・ボア セレクションのハイボールです。 コニャック地方でもファン・ボア地区はフローラルで軽やかなコニャックを生む土地です。 こちらの商品は日本向けに3年〜4年の熟成原酒から造られ、若いならではの地酒感があり、コニャックハイボール以外にもトニックウォーターを使ったコニャックシュウェップスも良いですね。 桜の時期にフローラルなコニャックハイボール、おすすめです。 今日の隅田公園ラン
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by doras.nakamori
| 2018-03-24 15:14
| おすすめ
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2018年 03月 23日
![]() DORAS前の一葉桜はまだまだ蕾ですが順調です。 4月6日(金)で開店13周年を今年迎えますが、毎年開店記念に満開になってくれるからです。 13年間誠に有難う御座います。 桜の蕾を見ながら隅田川沿いRUNを再開しました。 開店記念日からちょうど1ヶ月後の5月6日から出国する今年の渡仏(5/6-16)に向けて、旅立ち1ヶ月半前から始めるランニングとウエイトトレーニングも先週から始まりました。 旅の期間中如何にフットワーク軽く動けるか、重い荷物を運べるか、代謝を上げて1杯でも1皿でも多く飲み食いできるか…旅は始まるとあっという間に終わってしまうので、事前準備がすべてと身体を作っていきます。 今年はここ例年とは違う行程となりますが、生産者へのアポイントも順調に進み準備も整い始めました。 こちらに関してはまた改めてご報告したいと思います。
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by doras.nakamori
| 2018-03-23 15:43
| about BAR DORAS
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2018年 03月 22日
「スピリッツラボ」を引き継いで自身で6年半邁進してきましたが、ここで思い入れのある店名と新しいスタイルで勝負していきます。 新生「リオ」も宜しくお願い致します。 ※フランスでも主流となっているエプロンスタイルで、昨年訪れたパリとボルドーのバーマンです。
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by doras.nakamori
| 2018-03-22 14:26
| community
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2018年 03月 21日
本日21日(水・祝)は春分の日となります。
開店からもうすぐ13年となり水曜日定休は定着しましたが、ここ近年定休日となる水曜日で祝日の場合は、遠方からのお客様がワンチャンスでいらっしゃるのを考慮し、18時〜2時までの通常時間で臨時営業をしてきました。 実際、水曜日の祝日臨時営業では早い時間からの遠方のお客様がほとんどの為、今後は18時〜0時まで臨時営業をしようと決めておりました。 本日は営業しますが、婚礼出席により20時〜0時で臨時営業致します。 何卒宜しくお願い申し上げます。
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by doras.nakamori
| 2018-03-21 12:25
| 営業に関して
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2018年 03月 19日
Bottle flower “cocorohana” 静岡よりボトルの中に込められた大切な想いを頂きました。 静岡の名店でバーテンダーであった幸奈さんが、2011年に「atelier uqina」でスタートしたボトルフラワーです。 今年に入り「cocorohana」として商標登録されました。 最初にプレゼントしていただいたボトルフラワーがありましたが、そこから全ての物語は始まったそうです。 今年に入りご来店いただいた際、その想いと共に再度頂戴したボトルフラワーはここ近年渡仏中に毎回訪れているコニャック「レロー」のミレジムボトルで興奮してしまいました。 こちらから http://uqina.com/ 21日(水・祝 春分の日)は20時〜0時で臨時営業を致します。20日(第3火曜)は店休となります。 何卒宜しくお願い申し上げます。
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by doras.nakamori
| 2018-03-19 12:19
| community
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2018年 03月 15日
来週21日(水・祝)は春分の日となります。
開店からもうすぐ13年となり水曜日定休は定着しましたが、ここ近年定休日となる水曜日で祝日の場合は、遠方からのお客様がワンチャンスでいらっしゃるのを考慮し、18時〜2時までの通常時間で臨時営業をしてきました。 実際、水曜日の祝日臨時営業では早い時間からの遠方のお客様がほとんどの為、今後は18時〜0時まで臨時営業をしようと決めておりました。 来週に関してですが、水曜日は営業しますが、婚礼出席により20時〜0時で臨時営業致します。 (第3火曜日の20日は店休です) 何卒宜しくお願い申し上げます。
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by doras.nakamori
| 2018-03-15 18:21
| 営業に関して
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2018年 03月 13日
書籍『Sherry』Unfolding the Mystery of Wine Culture (著者: 中瀬航也 版元:志學社)
五反田「Sherry Museum 」中瀬マスターの書籍『Sherry』です。 (書籍の横のシェリーは弊店が現在扱っております「ミカエラ」アモンティリァードとオロロソです) 本書では、歴史を通じてシェリーへの深い解説があり、色々な角度から入り込んだ素晴らしい内容にとても勉強になり、また現地の息吹を伝える第一人者の伝道師、中瀬さんの博学な情報量の多さに大きな刺激をいただきました。 今年1月に入り、ようやく「Sherry Museum 」さんにも伺うことができましたが、とても勉強になり、そして楽しませていただきました。 提供のグラスや温度、保存についても本書や中瀬さんのFacebookやBlogで予習して伺いましたが、予習により理解が深まりました。 初めてのお店に伺う際には、より楽しめるために予習はとても大切ですね。 ご自身で作られるスパイスは、購入したいと思うほど味わいを引き立て、アモンティリャードをお代わりしました。 シェリーと料理との相性を共通成分の面からも日々研究されている中瀬さんならではです。 興味があったシェリーブランデーも勉強になりました。 「信濃屋銀座店」さんでは『Sherry』の真横に上梓しました『旅するバーテンダー2』も並んでます。 「Amazon」での中瀬さんの作品紹介です。 ▲
by doras.nakamori
| 2018-03-13 10:40
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